当院では、以下の臨床研究を実施しております。この研究は、患者さんの診療情報を用いて行います。このような研究は、厚生労働省・文部科学省の「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」(平成26年文部科学省・厚生労働省告示第3号)の規定により、研究内容の情報を公開することが必要とされております。この研究に関するお問い合わせなどがありましたら、以下の問い合わせ先へご照会ください。
[研究課題名] 重症外傷患者に対する制限輸血戦略
クラスターランダム化クロスオーバー非劣性試験
[研究責任者名・所属] 高度救命救急センター センター長 坂本 照夫
[研究代表機関名・研究代表者名・所属]
東北大学大学院 医学系研究科外科病態学講座 救急医学分野 教授 久志本成樹
[共同研究機関名・研究責任者名]
大阪急性期・総合医療センター 高度救命救急センター 山川一馬
岡山大学病院 高度救命救急センター 湯本哲也
亀田総合病院 救命救急センター 白石 淳
順天堂大学医学部附属浦安病院 救命救急センター 近藤豊
千葉大学医学部附属病院 救急科・集中治療部 松村洋輔
東京医科歯科大学医学部附属病院 救命救急センター 遠藤彰
東北大学病院 高度救命救急センター 工藤大介
防衛医科大学校病院 救急部 吉村有矢
北海道大学病院 救急科 早川峰司
前橋赤十字病院 高度救命救急センター 小倉崇以
[研究の目的]
重症の外傷における赤血球輸血における適切なヘモグロビンの目標値を検討するため
[研究の方法]
○対象となる患者さん
重症の外傷の患者さんで、搬入後の急性期に赤血球輸血が必要と考えられる方
○研究の方法
赤血球輸血を実施する際に、目標とするヘモグロビン値(血液中の赤血球の量)を
下記のように定め、治療させていただきます。
2019年5月~2020年5月 目標ヘモグロビン値 10~12g/dL
2020年6月~2021年5月 目標ヘモグロビン値 7~9g/dL
○利用するカルテ情報
カルテ情報:診断名、年齢、性別、既往歴、身体所見、検査結果(血液検査、画像検査)、輸血量、合併症、臓器不全の程度、生命予後
[研究実施期間]
2019年5月7日~2022年12月31日
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*もし、上記の研究の候補となられた場合には、改めてお話しさせて頂きますが、事前に上記の研究にご協力頂けないことが明確な場合は以下にご連絡ください。
[連絡先・相談窓口]
大分大学医学部附属病院 高度救命救急センター
担当医師 柴田 智隆
電話:097-586-6602 FAX:097-586-6598