センター長あいさつ

大分大学医学部附属病院高度救命救急センター
センター長、坂本照夫のご挨拶を掲載しています。

大学医学部附属病院 高度救命救急センター長 特任教授 坂本 照夫

大分県の救急医療の一翼を担う

県の救急医療の要として
救急患者を休みなく受け入れる場

大分大学医学部附属病院の高度救命救急センターの沿革ですが、
1981年に大分医科大学医学部附属病院が開院されて
1989年に救急部が開設され、
2008年には厚生労働省より救命救急センターの指定を受けました。

その後2012年には救命救急センター棟という救急診療に特化した
診療棟が新設されると同時に大分県ドクターヘリの基地病院として、
大分県の救急医療の一翼を担ってまいりました。

さらに翌年の2013年には、九州では2番目の高度救命救急センター
として指定され、24時間365日の診療体制にて急病・事故などの
救急患者の受け入れを行っています。

特に3次医療機関として、
大きな役割を担っています

特に3次医療機関としての役割は大きいものであり、
重症外傷・広範囲熱傷・四肢の切断に対する
再接着術・急性中毒・脳血管障害・心血管疾患の受け入れは
大学病院の責務と考え、積極的に受け入れる体制を整えています。

そしてセンター内には、外傷チーム・循環器チームを常設するとともに各診療科からの応援医師による診療体制を構築しております。
内科・外科の壁をこえての「チーム医療」を実践する場として
ER型診療を提供し、卒後臨床研修の先生方にも
救急搬入時から診療に携わっていただいています。

「一秒でも早く!」患者様のもとへ

最新の医療情報通信システムや
機器の導入を積極的に行っています

救命センターでは、最新の医療情報通信システムや医療機器を率先して導入しております。全国に先駆けて導入した救急車の位置情報監視システム(モバロケ®)の活用により、遠隔地での医療情報を集約することで、
救命センターに居ながら救急隊員に指示を出すことも可能で、
「一秒でも早く!」というスローガンのもと、
病院前での救急診療には開設早期より積極的に取り組んでいます。

病院前救急診療としてはドクターカーでの診療、また、防災ヘリコプターのドクターヘリ的運用という試みも行ってきたために、 大分県ドクターヘリ導入にあたっては、各消防機関との連携も 比較的スムースに行うことができたものと考えています。

さらに各消防との連携という意味においては、 救命士の就業前実習や再教育訓練の受け入れを積極的に行っており、 また、地域のメディカルコントロールとしての救急搬送事案の 事後検証会にも参加し、平時より「顔の見える関係」を構築すべく、 県下各ブロックへの事後検証医の派遣を行っています。

救急医というと、「とても忙しい、自分の時間が持てない」といったイメージを持っている方が多いかと思いますが、
当センターではスタッフのライフスタイルにあわせた働き方を積極的に推し進め、完全シフト制を導入しています。
実際に、3名のママさんドクターにも昼間の戦力として勤務しており、日勤だけや週末だけの勤務といったスタッフも多く働いています。

救急医療を身につけるということ

救急医療の経験が
医師としての人生の自信になる

救急医療を身につけておくことは、医師として重要なことと思います。
「急変時の対応をどうするのか?」、「重症患者の全身管理は
どのようにしていくのか?」ということは、その経験をしておくだけで
その後の医師としての人生に大きな自信につながるものと思います。

救急医療は医療の原点ともいわれ、
多くの先生方に身につけてほしい分野であります。
とくに初期臨床研修を終えたばかりの先生方には、
サブスペシャリティの習得以前に救急医療に携わっていただきたいと
考えており、希望する先生にはドクターヘリによる
病院前救急診療への同乗研修を行っています。

救急医療には多くのスタッフの協力が必要です!

私は大分県日田市出身であり、大分県の救急医療に微力ながらも貢献できればという想いで
前任地の福岡県から大分大学に赴いてまいりました。

大分県の救急医療をさらに盛り上げていくためにも、多くのスタッフの協力が必要です!
このホームページを見て、我々とともに「大分大学で一緒に働いてみたい」という方が
一人でも多く尋ねて来ていただけることを願っています。

いのちの最前線で働く先輩たちのホンネ!